〜 次回へつづく 〜
● 放心状態・・・
8月下旬、第63回のパチッコン作品の送付が終わってボケ〜としていましたが、その頃、大楽会員から米国の「FORMATIONS」からシャーマン・M4A1のEarlyTypeが発売された事を聞き、彼がBBSに掲載した画像を見て、シャーマン好きの私の琴線にビビッ・・・と来て、即購入でした〜!
ただし、季節は秋、今年もバイクにあんまり乗れなかったな〜、冬になっちまう!と、バイクの距離稼ぎをしていました。
そんなこんなで10月も半ば、部屋の廻りの棚の上を見ると・・・インエジェクションキットの中にレジンキットが4個、いずれもコアな製品です。
来年は「D−day・60周年」なのでA4・DD戦車にしようかな〜とも考えましたが肩が凝らない楽なモデリングをしたかったので写真にはないM4A1に決定しました。

● 製作対象
シャーマンM4A1の乾式弾庫装備車体、所謂A1初期型です。DMLからも製品化されていましたが、現在では入手不能ですね〜
勿論、この私が手をかけるのですから英式名称「シャーマン・U」仕様です。
単品製作では、面白くないので小ビネット化したいと思っていますがノルマンディー戦初期か、マーケットガーデン作戦時の何れかにするつもりですが、新しい試みとして他の会員諸氏に決めて貰いたいのですが如何でしょう?

車体自体に大きな仕様変更はないのですが、ノルマンディー戦初期ではサイドスカートを装備させて区別化させるつもりです。
所属部隊は、前者は独立戦車旅団・後者は近衛機甲師団かな?
連合軍、特にシャーマンなど大嫌い!と言っている、そこの貴方!是非とも清き一票を・・・
● 使用キット&アフターパーツ
「FORMATION」のレジン製M4A1をベースに使用します。
このキットは、車体下部と足回りをイタレリ製M4A1ー76(W)から流用するコンバージョンキットなのですが、もったいないので昨年シャーマンVを製作するときに購入したシャーマンUS MARINESを下回りメインパーツにします。
他には、アフターパーツを少々・・・
○車体下部・・・ イタレリメインで、サブにタミヤM4初期型
○VVSS・・・・・ キットは、ハウジング本体だけなのでアームと転輪はレジーキャストからコンバート
(AFVもありかな?)
○履帯・・・・・・・ 候補はカステンのT48(時期によってダックビルの選択)
又はアキュリットのレジン製ブリティッシュ・シェブロン?
○エッチング・・・ 金属砲身やエッチングはオードナンスモデル。
履帯ですが、近い将来「DML・シャーマンファイアフライVc」が発売されるのでモデルカステンから
type74(ブリティッシュ・シェブロン)が出て欲しいと思います。
● 作戦変更
当初は、入手したてのフォーメーションA1の製作を開始し、パーツ切りだし・車体上下、砲塔接着までこなしたのですが、どちらかといえばこの仕様は米軍装備車に多いのと英仕様でもイタリア戦線向けが多いので、作戦変更しました。
車体下部はイタレリ、前部はタミヤという3個一なのですが・・・(静岡までには何とか・・・笑)
その後、つらつら考えてみてストックの中にオードナンスのM4ハイブリット車体上部があることを思い出して急遽、予定変更!北西ヨーロッパ戦線でも英軍が使用している画像を10数枚持っているので簡単に決定しました。
● なっ!なにっ〜!?
画像を見て戴ければ分かるように、同じメーカーの製品でも、このような差が・・・
左側がタミヤM4用、右が昔のM4A3用のようですが、右のA3改造パーツは1/32のようでした。
でも、モールドとかは右の方が抜群なのですが、タミヤM4と現物合わせしたところ、車体下部とのマッチングがよい左側を使用することに・・・
右側は、後部パネルを交換・自作すれば未だに作例では見たことのないM4A6が作れそうな感じがします・・・(それはそれで楽しみですが)
● 砲塔いじり
どちらかといえば後期に生産されたM4にするつもりでしたので、今回はM4A3のハイバスル砲塔を使用することにしましたが、どうも高さがいささか高い感じがしたので、レジーキャストの砲塔と比較したところやはり高い・・・デフォルメされているような印象を受けたので、ココはスッパリ真横にレーザソーで輪切りにしちゃいました!(約1o)
他にイタレリA3を使用する選択肢もありましたがタミヤ製を優先しました。
また、後期ハイバスル砲塔は砲手側のチークアーマーがまるで「デコッパチ」のように増厚されているのでパテを盛り上げては、ペーパーがけの連続!
う〜ん、やっとプラモしている気分になってきた〜
ついでに、反対側も傾斜が付いているので垂直にするべくパテ盛りとペーパーがけを・・・
M34A1防盾の砲塔機銃口上部の鋳造マークはハイブリットでは、見かけないのでパスしました。
砲身は、イチオシのファインモールド製真鍮砲身
にしました。その代わり、重さに耐えきれないので上下動は接着固着です!
※高さの寸詰めとチークアーマー盛り上げは個人 的な主観でして、同じ写真を見ても人それぞれ受 ける印象が異なるので、よい子の皆さんは決して 真似しないで下さいね・・・
あくまでも好みの問題ですから〜(^_-)
● 車体上下接着
タミヤキット付属の1ピース型ディファレンシャルカバーを車体下部に接着してからプラ板でサイドスポンソン部を自作接着して、上部とも瞬着で接合。
いつもながら、スポンソン部塞ぎは手間が・・・
でも、これをしないとローアングル撮影で履帯に光りが漏れるので怠れません(>_<)
エンジンデッキは、レジンとの相性が良いようでカチッと収まりました。前回のクロムウェルの悪夢からは信じられませんでした♪
車体前面の鋳造パーツの荒れがちょっと極端すぎるので、溶きパテで荒れを押さえました。
さて、ここからが難関です。。。
● VVSS製作
VVSSは、ハイバスル砲塔仕様では戦場で交換しない限り標準で後期型のはずなので本体はタミヤキットを使用することにしました。ただし、アームは博物館展示車のように無過重の状態なので、ココで思案に・・・
本体前後面にはお約束の四個の穴レジキャスト製の後期型VVSSキットの転輪と誘導輪は裏面のモールドも入っているので、今回使用することにしてタミヤのVVSSパーツからアームを切り離しました。
そこへ、レジン製のアーム・転輪を取り付けようとしましたが、バリ取りや成形不良部分の修正等々でエラく手間を喰いました〜(T_T)
前方VVSSから後部VVSSにかけて、若干過重がかかった状態にするためにレーザーソーで切れ込みを入れて瞬着で本体に固着!
大楽さんのファイアフライIcほどの過重ではないので、前方から心持ちって程度です。
本体上部には、レジー製のスキッドを接着したのでベルト式履帯は装着できなくなりました。
● コマンダー仕様?
全体型の画像を見て、あれ?と思った方がいると思います。砲塔上に、ガンマウントリングでも標準型キュポラでもないキュポラが載っかっています!試作状態なので、クロムウェルMk.Xから持ってきて載せてみました。。。
一部の英シャーマン部隊には、このキュポラ搭載車が存在しました。シャーマンVでは、見たことがあるのですが・・・
一部資料では、コマンダー仕様(無線機増設)が配属されていたというので、シャーマンTでもあって不思議じゃない!と勝手に決めつけました(^o^)
実は、コレが狙いだったのです〜
● ちょっと寄り道(北西ヨーロッパ派遣部隊)
英戦車隊のシャーマンは、M4・A1・A2・A4と4種がレンドリースで貸与されていましたが、さすがにメンテナンスの問題から部隊事に使用車種が厳格に規定されていました。件のシャーマンT・ハイブリットも、2個の独立装甲旅団・装甲大隊に配属されたそうです。
部隊も決まってサッパリしました!
● 3ヶ月ぶりぶり〜!
あんまり音なしだと忘れ去られるので、現在までの製作状況を・・・
いやはやここ3ヵ月間、色々ありまして特に右手の不調が大打撃でした。当初の予定は、サーフェーサー吹きまでHPで公開して静岡で完成品をお目にかける予定でしたが・・・(泣)
全ての予定が狂ってしまい、これは今年はバイクどころでないぞ〜!と一大決心して手首と相談しながらチマチマと継続していました。
● 砲塔工作
この期に及んでも、まだ砲塔のデコッパチが気に入らず写真や他のレジン製ファイアフライ砲塔と比較しながらパテ盛りとペーパーがけを繰り返していましたが、ようやくイメージどおりになったと自己満足して細かなパーツ接着作業に意向しました。
車長用直接照準器はCMD、サーチライトはフォーメーション、砲塔後部の雑具箱はアキュリット等、お大尽モデリングの極みなのが英軍シャーマンを作る際の悩みの種です。(笑)
2月にクラブ例会に参加した際に、お会いしたシャーマン丹羽さんの本で見せていただいた英軍のMk.2キュポラの写真。同キュポラの径がオリジナルのガンマウントリングより小径なのでジョイントするアダプターの存在と形状が分かってラッキーでした。
早速プラ板でアダプターを製作して、昨年のクロムウェルと同様にタミヤ・チャーチルの部品のペリスコープ開口部を削り直してセットして、同時にハッチストッパーとパッドをクロムウェルのパーツからコンバートしました。
ハッチ裏パッドの形状を見直してロック機構も再現しました。また砲塔上のローダーズ・ペリスコープ基部にもエッチングを奢りガードには何と!M26のパーツを・・・満足できるM4系を製作するのには、何と手間がかかることか・・・
● 履帯
当初は、1944年秋の北西ヨーロッパ戦域の英軍シャーマンでGO!
の気持ちでしたが様々な写真を見ている内にサンドシールドを装着した英軍シャーマンが格好良く感じてカステンのT48+ダックビルの予定を急遽変更しました。サンドシールドも最後部の一枚を外すのがオシャレ♪です。
VVSSのスキッドと転輪・アームをレジーキャストのレジン製にしていたので強度的に心配でしたが見えない部分を真鍮線で補強し瞬着で更に固定した結果、強度的には問題が無くなったものと確信したのでタミヤ製のプラ履帯を息を殺して巻き付けたところ何とかフィットしてくれました。
(本当はカステン組むのが、しんどいのでしゅ!)
あれから約1ヶ月ほど経過していますが今のところセーフでした。
● サンドシールド
過去に製作したタミヤ製M4のサンドシールド・パーツが余っているので速攻でセットしようとしたところ???何と前部フェンダーをイタレリに変更していたためにタミヤ製のサンドシールドとフィットしないのでパテで隙間を埋めました。
後部は外したので受け側の金具をプラ板から・・・
同時に最後端下部にもプラ板でシールドホルダーを再現しました。
また、後部牽引具はクロムウェルからコンバートした牽引具を装着し英軍仕様としました。
● 今回のコダワリ〜♪
市販されているエッチングパーツのライトガードは一体化されていますが前部は3ピース、後部は2ピースが本当です。
細切りのプラペーパーでそれらしく再現できます(意外と簡単ですよ)ペリスコープガードもエッチングでは細すぎるので、M26パーツから!
ドラゴンのT26E3〜M46からも流用可能ですがパーツ請求出来ないのでタミヤからにしました。(イタレリM4からも可!)真鍮線などから自作できる方は羨ましいですね〜!
車体前面に搭載している転輪はアキュリット製で内側縁のリベットも再現されており感涙ものです。一応、コマンダー仕様と銘打っていますのでサブドライバー・ハッチの後方の無線機ポストに砲塔のAアンテナ用と同様の英軍仕様のポストを増設しました。
● 車体
溶きパテでの表面整備が終わってライトやサイレン、ライトガードを取り付けデファレンシャルカバー前方の牽引具を再現して車体後部の搭載工具をフォーメーションから・・・ これは、形状・金具・ベルト等、なかなかの優れものです!
その他に車体・砲塔各部の水抜き口をピンバイスでクリクリと・・・
後部エンジンパネルの両サイドには、ドイツ戦車のように荷物の脱落防止用のステーを真鍮線から・・・
● 基本工作終了
M4系の魅力は車体全体を利用した荷物満載ですが、英軍仕様は米軍と異なり、さすがにジョンブルの国だけあってお上品な構成です。
砲塔側面に偽装網をセットするとM4でないシャーマンの出来上がりです!
ここまで進むのに4ヶ月もかかるとは・・・